【満員御礼】
住宅遺産のための作戦会議第2弾！
～理想の家を味わう　京都編～

2023年10月28日（）10:00〜13:00（受付開始時間09:30）

イベントお子様連れOK外部／共催セミナー 京都府

開催地: 京都府

会場: 旧喜多邸
京都市左京区北白川伊織町54 地図を表示する

定員: 20名(聴竹居は先着8名)

参加費: 旧喜多邸だけの方は2500円　聴竹居も参加される場合は+3000円　当日現金で頂きます

講師: 一般社団法人住宅遺産トラスト理事
木下　壽子さん

一般社団法人住宅遺産トラスト理事・事務局長
吉見　千晶さん

コモンズ投信　取締役会長
渋澤　健

コモンズ投信　代表取締役社長
伊井　哲朗

マーケティング部/ソーシャル・エンゲージメント・リーダー
馬越　裕子

概要など

当イベントは定員に達したため、申込みを締め切らせていただきました。

たくさんのお申込みありがとうございました！

住宅遺産のための作戦会議　第2弾！

コモンズ30ファンド　寄付のしくみの昨年度（第13回）最終候補者に残った木下壽子さんが理事を務める一般社団法人住宅遺産トラストとのコラボ企画の続編です。
7月の東京に続き、今回の舞台は京都です。

昨今、様々な事情で貴重な住宅建築がその姿を消しつつあります。どんなに優れた建築にも個人所有という壁があり、継承は困難です。優れた住宅を失うことは、貴重な技術や空間を失うにとどまらず、そこで育まれ続けられてきた住まい方、地域の記憶景観を失うことにもなります。住宅遺産トラストは、歴史的、文化的に価値ある住宅建築とそれをとりまく環境を「住宅遺産」と呼び、これを後世に継承するための仕組み作りを目指してきました。

昨年木下さんが最終候補者に選ばれた際には、多くのコモンズのお仲間（受益者）、社員からもこの貴重な住宅遺産の継承に関心が寄せられました。前回の旧園田邸でのイベントにおいても非常に関心が高く、満員のため参加できない方がいらっしゃいました。今回第2弾として、京都にある貴重な住宅遺産(私邸)などを会場に、住宅遺産をめぐる課題をより深く理解するためのイベントを再び開催する運びになりました。

見学することができるのは、左京区北白川にある旧喜多邸と、大山崎町の聴竹居です。2つとも藤井厚二氏の設計で、施工は酒徳金之助氏によるものです。藤井氏は西欧の後追いではなく、日本の気候に合った住宅を追求した建築家です。また酒徳氏は、伊勢神宮も手掛けた腕利きの宮大工です。

旧喜多邸は保存状態の良い貴重な木造瓦葺住宅で、藤井氏の京都大学の同僚だった喜多源逸教授のために作られました。登録有形文化財の指定を受けています。

聴竹居は藤井氏の自宅で、理想追求のため実験的にいくつも作ったうちの5作目であり、持ちうる全てを投入した集大成とされています。環境工学を駆使したパイオニア的木造住宅として、重要文化財に指定されています。

見学では夏をしのぐ工夫の数々を楽しめます。自宅を新築される方のご参考になるかもしれません。

そして参加者のみなさまにはぜひ、住宅遺産の継承のための新たな挑戦、資金の循環のための作戦会議にご協力いただけましたら幸いです！

会場は京都信用金庫様にお貸しいただきました。